メカ部分の組み立てがちょっと面倒…
紙詰まりでランプの点滅が直らなくなってしまった ip2700ですが、センサー周辺をいじるだけでは復旧が出来そうに無いので、さらに分解することにしました。センサレバーを付け直して無事直ったのですが、メカ部分の組み立ては普通にやろうとするとパーツが脱落してしまって、なかなか面倒でした。
手順解説
PIXUS ip2700です。(以降の画像はリンク先で拡大表示可能です。)
見えている紙は全て取り除いたのですが、ランプの点滅が止まりません。
本体の上部ケースは4本のネジで固定されています。
3ヵ所に爪を外すための四角い穴があるので、そこをマイナスドライバーなどで押して外します。
この小さな基板にセンサー(フォトカプラ)が載っています。間にあるレバー周辺を見て異物等があれば取り除きます。レバーが変形している場合は指で真っ直ぐにしてみます。これで直れば修理完了なのですが、私の場合はレバーの動きがおかしくなっていたのでさらに分解しました。フォトカプラ周辺の画像はこちらでどうぞ⇒ PIXUS ip2700 分解して紙詰まりセンサーを確認
ちなみにトップカバーが開くと矢印のスイッチが押される仕組みです。
ここからはプリントヘッドホルダの可動部分を外す作業に入ります。正式名称が判らないので「プリントヘッドの可動部分」と呼んでおきます。
このネジは気付くのに少し苦労しました。
恐らく赤矢印のネジだけで外せると思うのですが、私は青矢印のネジと右横の基板も外してしまいました。(初見だと必要以上に外してしまいます。)右横の基板は側面から3本のネジで固定されています。
右横の基板です。
フォトカプラの周辺と本体背面にケーブルがありますので、プリントヘッドの可動部分を外す時に邪魔にならない様にガイドから外しておきます。
コメント
こんにちは。
詳細な分解写真、大変参考になり、おかげで自分で直せました。ありがとうございます。
私もラベルシールの詰まりでくしゃくしゃになったものを強引に引き抜いた後
オレンジのランプ3回点灯が何をしても消えず、こちらにたどりつきました。
私の場合の結論としましては、センサーの光を遮断する黒いパーツが
分解して組み直しても一向にセンサー内に収まらず浮いたままで、
これはもうパーツ自体が変形しているとしか思えなかったので、
パーツの上下を押さえて無理やり曲げて形状を元に戻す事で、
パーツがセンサー内に納まり、故障が無事直りました。
パーツのバネがちゃんと効いていて浮きが戻らない場合は、
無理やり曲げ戻す事で、あまり分解しなくても次回は修理できそうな感じです。
(パーツが折れるかも知れないリスクも有りますので自己責任ですね)
また、次回からは詰まった紙の取り出しは極めて慎重にやるべきだと気付きました。
他の同じ症状の方のご参考になればと思い、コメントさせていただきました。
コメントありがとうございます。
センサレバーが曲がってしまっていたのですね。
お役に立てたようで何よりです。
私もラベルシールを無理やり引っ張り出したことで故障しました。
せっかくコスパを評価して買ったプリンターなので
もう少し使い続けようと思ってます。