初めてショートステイを利用した

介護

夕方から夜寝るまでが自由なのは別世界…

母をデイサービスに行かせるようになってから4年と半年が経った(途中で中断あり)のですが、父が体調を崩すようになってから時々限界を感じるようになったので、今利用しているデイサービスと同じ施設でショートステイを試すことにしました。

今利用しているデイサービスだと午前10時頃に迎えが来て夕方5時前に帰ってくるので、家事や買い物をしてしまうと自由時間は正味数時間しかなく、何かするにはちょっときついです。今回利用したショートステイは2泊3日だったのですが、不用品整理や風呂場のカビ退治など多少予定を入れたにもかかわらず、2日目の午後から暇になりました。

夕方から夜寝るまでが自由なのは別世界で、約4年ぶりにこの時間帯をのんびり過ごすことが出来ました。

今回利用して判ったこと、判明したこと

  • タオル類は施設で用意してくれる。(持参不要)
  • リハパンやパッドは施設で用意してくれる。(持参不要)
  • 初日の朝迎えにきて、最終日の夕方帰宅する。(時間帯はデイサービスの時と同じ)
  • 個室、朝食抜き(流動食持参)で、1日当たり三千数百円程度の料金。(1割負担)
  • 身体チェックであり得ない見逃しがあった。
  • 帰宅後、母の反応はより鈍くなった。(帰宅3日後に以前の状態に戻った)

タオル類やリハパンやパッドを持たせなくてよいのは、「荷物が嵩張らない、用意の手間が少し減る」ってだけのことなのですが、私にはかなり嬉しいことでした。

個室、朝食抜きで、1日当たり三千数百円(1割負担)でした。個室しかないということでもっと高額になることを覚悟していたので予想よりは安く感じたのですが、ただでさえ介護用品や介護食で費用が増えている状況で、あまり沢山利用するのはちょっと厳しいかも知れません。

身体チェック本当にしているの?

帰宅後すぐにトイレに行かせたのですが、仙骨の左側あたりに直径4cmほどの床ずれが出来てました。赤くなった部分の皮膚は厚く硬くなってしまってます。

この赤味を帰宅時の身体チェックで見逃すのでしょうか。それとも見なかったことにしたのか。

翌日には腕に痣が発生。これは帰宅翌日の同じ施設のデイサービスの方かも知れませんが。

痣に関しては以前に何度が指摘したのですが、今一改善されません。この施設の体質なのか。家ではこんな痣できたこと無いのに。

帰宅後は母の反応が鈍く

帰宅後は母の反応が鈍く、傾眠がより強くなった感じです。報告シートを見ると食間臥床との記述が。担当者会議の時に、朝の水分補給の後、昼まで臥床と説明したのですが、午後も臥床させた可能性が。それだと仙骨の床づれも納得がいきます。

帰宅当日の夜は傾眠が強く介護用のゼリーが食べれず水も殆ど飲めず。水分補給があまり出来てないことを心配しながら就寝させました。翌日の朝も反応が悪くそのままデイサービスへ。3日目の昼は自宅で食べれそうな物を色々試して、そこそこ食べさせることに成功しました。(クリミール2本、介護用麺類、オレンジジュース、潰した桃、プリンケーキ少々) 夜はどうしても食事が入らないので、追加でプリン半分と水分補給を兼ねてウィダーインゼリーを1/3。この日はかなり食べれた方です。反応も回復して目は開かないながらも言葉を少し声に出すことが出来ました。そして笑顔も。癒されました。

床ずれの対処で体の傾きが再発

仙骨の左側に床ずれが出来たため、寝姿を右横向きと右斜め上の2パターンにしました。今までは寝姿を左横向きメインにしていたのですが、これは座位や立位が右側に傾く傾向があるのを矯正するためです。寝姿を右向きにした結果案の定酷い傾きが発生しました。トイレの便座に座らせると横の壁に頭が付いてしまい、座り直しても修正不可能な状態です。

結局、起床させる30分前だけ左横向きに寝させることで、体の傾きは許容範囲におさまりました。床ずれが治るまでこの方法を続ける予定です。

初めは1泊にしておけばよかった

初めてで2泊3日はちょっと問題がありました。身体に問題が滅多に起こらず、自分で意思表示が出来るならば問題無いのでしょうが、私の母の場合は止めておくべきでした。スタッフさんも母のような利用者の場合は、徐々に理解していく部分があるのだと思います。

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rhodiola 日記
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