キーボードベゼルを開けなくても殆どのパーツが外せる…
今回はLatitude E5510の分解です。このモデルは裏カバーを外せば、ハードディスク、メモリー、無線LANカード、ヒートシンク、CPU、CMOS電池と、殆どのパーツを外すことが可能です。キーボードベゼルを開けるか迷ったのですが、最近の作業のように今回も分解を進めて、システムボードを外すところまでしています。
分解手順のスライドショー動画
分解手順の解説
矢印のスイッチをスライドさせてバッテリーを外します。入手したこの本体はバッテリーが付属していませんでした。
矢印のネジを外して裏カバーを外します。
隙間に指先を引っ掛けて、裏カバーを矢印の方向にスライドさせます。
この本体はメモリーとハードディスク(マウンターも)がありません。メモリーを外す時は矢印の金属アームを外側に広げて、メモリーが斜め上に跳ね上がった状態にして抜き取ります。ハードディスクはマウンターを固定しているネジを外して、コネクタが外れる方向にスライドさせれば外せます。
無線LANカードのアンテナ線の端子を外します。
なるべくこね過ぎないようにして、真上に抜き取ります。
プラスチックの押さえが無線LANカードを固定しているので、矢印の方向に指で押して外します。
押さえが外れると斜め上に跳ね上がってくるので、斜め上に抜き取ります。
光学ドライブを固定しているネジを外します。
ネジを外した所の金属(光学ドライブのステー)をマイナスドライバーでてこの様に押して、光学ドライブを押し出します。
冷却ファンを外します。ネジ2本とAの場所のコネクタを外します。
ヒートシンクを外します。
ネジ5本を外した後、画像の位置を持って少し持ち上げて、矢印の方向に引き抜きます。排気口のヒートシンクが少し引っ掛かります。