続き
キーボードベゼルを外す用意をします。矢印の部分のネジを外します。Aの場所のコネクタも外しておきます。今回の作業でヒンジ固定ネジのネジ受け部分が破損していたので、X印のネジはディスプレイを開いてから緩めた方が良いと思います。ネジを外してからの今後の作業は、ディスプレイの角度を変えないようにして、ヒンジに負荷が掛からないように気を付けます。
シールで封印されたネジと、コネクタ3つを外しておきます。2つのフレキシブルケーブルは、コネクタの楔の部分を引き上げてから外します。
オープニングツールやヘラ等を使ってキーボードベゼルを外していきます。内部の爪はさほど固く無く、外し易いと思います。(封印されたネジをうっかり外し忘れています。)
今度はシステムボードを外します。ネジ2箇所とフレキシブルケーブルを外します。フレキシブルケーブルは、楔の部分を引き上げてから外します。
ケーブルの引っ掛かりに気を付けながら、システムボードを持ち上げます。
下の画像のように右側を少し持ち上げてから、端子のある左側を外します。簡単に外せます。
ケーブルが2本繋がったままです。始めに裏カバーを外した時に、2本とも外しておいても良かったです。
Bの電源ケーブルのコネクタはかなり固く嵌まっています。なのでAのコネクタだけ外しました。電源ケーブルはDCジャックの方を外すことにします。
DCジャックです。ねじ止めはされておらず、上に引き抜けば外れます。
システムボードが外れました。
液晶ヒンジの固定ネジの場所です。
片方のヒンジのネジを外した時に、ディスプレイを支えている手が動いてもう片方のヒンジ周辺が破損する何てことがあります。なので私は横にして作業をしています。
ディスプレイ部分が分離できました。
結局液晶ヒンジのネジ受け部分が破損していました。もしこれが作業中に破損したのならば、本体裏側からヒンジを固定しているネジを外して、その後ディスプレイを開いたのが原因と思われます。やはりヒンジ周辺のネジを外す時は手順に要注意です。
これで今回の分解作業は終了です。