トイレに簡単に背もたれを付ける

介護

眠気のせいで便座から転落の危険…

トイレのタイミングで眠気がある時が多く、そんな時に便座に座らせると便蓋に思いっきりもたれかかってしまい、横に転がり落ちそうになります。始めのうちは私が手で支えていたのですが、その場をちょっとでも離れる必要がある場合はかなり焦ることになるので、何とか背もたれを付けなくてはと思っていました。

介護用品で対応出来ないものかと販売されている物を調べて見たのですが、ボルトでの固定が必要だったり、タンクやシャワートイレの操作パネルが緩衝したりと面倒な問題があります。なのでもっと簡単な方法は無いものかと考えていたところ、良い方法を見付けることが出来ました。

強力な突っ張り棒

探してみたらありました。強力な突っ張り棒です。定期的に落ちてくるやわなタイプでは無くて、耐荷重80~50kgの太くて強力なやつです。

 

この超強力極太タイプの突っ張り棒は耐荷重が80~50kgもあります。家のトイレの横幅だとあまり伸ばさないで使う感じになるので、耐荷重は80kg近いのではと思います。私の母が寄りかかるぐらいなら全く問題無さそうです。

 

もう少しちゃんとしたクッションを付けた方が良いかも知れませんが、作業時に邪魔になる事や汚れてしまう事があるので、取り敢えずは背中の当たる所に厚手のタオルだけ掛けています。

そして実際に母に使わせてみた結果は大成功でした。もう横の手すりは必要無い感じです。ただし難点が一つ。このままでは便座が上がりきらないという事です。それでは掃除がやり辛いので、大きな洗濯バサミを利用してみたら上手いこと便座を突っ張り棒に固定出来ました。

要介護者の動きが活発で突っ張り棒に激突するようだと問題があるかも知れませんが、私の母のように動きがあまり無い場合はこの方法は非常にお勧めです。とても簡単にトイレに背もたれを設置できます。

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