入れ歯の新たな外し方を発見する

認知症で口が開かない

労しくてたまらない…

母の歯がまた折れてしまいました。歯の根元が少し欠けたと思っていたら、歯科医師に根元から折れていると言われました。何かもう労しくてたまりません。入れ歯を外す時に長いこと入れ歯に嚙みついていたのが気になります。詰め物が外れたのも原因とのことですが、今後はさらに歯に負担のかからないやりかたで入れ歯を外す必要を感じました。

偶然、入れ歯の外し方を発見する

いつもは母の気を紛らわしたりリラックスさせたりして、何とか口を開けてもらう方法なのですが、今回は全く違う方法を見付けました。因みにこの方法は、私の母の入れ歯の形(上の前歯が部分入れ歯で奥歯にバネが掛かっている)で上手くいっている方法で、その他の形状の入れ歯で有効かは判りません。

入れ歯を外すのを諦めて付けたまま先の細いポイントブラシで歯を磨いていたのですが、口が少し開いた時にポイントブラシを軽くくわえさせて、その状態のまま入れ歯を外しました。ポイントブラシの先を舌の上に乗せて、母に噛まないように呼びかけながら奥歯のバネを外して入れ歯の前の部分を片手で持ち、ブラシの柄を上下に優しく動かしながら入れ歯を前に滑り出します。

あまり柄の部分を強く噛むようであると歯を傷めるので問題があるのですが、そうでなければ少なくとも私の母には非常に有効な方法です。1週間連続で成功しているのでこのまま長く利用できることを期待しています。

入れ歯を付けられない日が少し増えている

ポイントブラシをくわえてもらうのに少し時間が掛かることはありますが、入れ歯を外すのはこれで問題無さそうです。そして今度は比較的成功していた入れ歯の装着ですが、全く口を開けて貰えない日が少しだけ増えてきています。そんな日は無理に付けるのは止めて、柔らかい食事で対応しています。

以前入れ歯の修理で入れ歯無しで過ごしていた時に判ったように、入れ歯無しでも結構食べれるようです。食べ辛そうではありますが、最大の問題は歯の倒れ込みと逆の歯が伸びることなので、たまに付けない程度なら大丈夫でしょう。

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