ヤフオクの発送でWebゆうパックプリントの入力を効率化 (CSVファイルを活用)

ヤフオク

取引ナビブラウザのCSVファイル作成機能を活用する…

今回はWebゆうパックプリントでの効率化を紹介します。私の場合発送件数があまり多くないので、ゆうパックプリントRでは無くてWebゆうパックプリントの方を利用しています。取引ナビブラウザで作成したCSVファイルをエクセルで変換して、そのファイルを郵便局のサイトにアップロードして発送データを一括登録するといった手順になります。エクセルに関しては私はあまり詳しく無いので、改良できる点が多々あるかも知れません。

取引ナビブラウザについて (2017-01-31現在)

(この項目は以前の記事とほぼ同じ内容になります。) 取引ナビブラウザは正確にはバージョンを含めて 取引ナビブラウザ2という名称で、パソコンにインストールして使用する無料のアプリケーションソフトになります。ヤフオクの取引ナビで発送先住所などを見るには、ヤフオクの個々のページにアクセスして一つ一つ確認する必要があるのですが、この取引ナビブラウザを利用すれば、オークションタイトルが一覧表示されて、クリックで瞬時にメッセージを表示させることが出来ます。サイトで確認する時はクリックする度に何秒か待たされて、それが何クリックも必要になるので、待ち時間だけでも操作性が大きく違ってきます。

 

自分のヤフオクIDとパスワードを登録してから、「オークション更新」と「取引ナビ更新」をクリックすれば、取引中のヤフオクと取引ナビのデータを取得することが出来ます。このソフトの優れた点の一つとして自動取込の機能があります。取引ナビのメッセージで特定の文字列に続く文字列を抽出して、住所や氏名などの項目に取り込むことが出来ます。

この操作によって単にヤフオクの取引ナビの内容を表示させていた状態から、取引ナビブラウザ自体に発送に必要なデータを取り込むことが出来ます。

ヤフオクの取引ナビが簡単なボタン操作になってから、送信されてくる相手の情報の表示形式も統一されているので、この自動取込で確実に取り込めるようになりました。(自動車やオートバイのカテゴリーは、メッセージ形式の取引ナビを使わないといけないので、後述の方法では取り込めません。)

ヤフオクの取引ナビで送信されてきた【お届先情報】を見ると

氏名:※※※
郵便番号:※※※
住所:※※※
電話番号:※※※

といった表示になっています。

 

取引ナビの設定画面の自動取込タグで、左の4項目を以下のように設定すれば、発送関係の情報の自動取込が可能になります。

 

取り込んだ後に取引ナビの「コピー」ボタンをクリックすれば、クリップボードに下のような書式でコピーすることが出来ます。宛名ラベルの作成に活用することが出来ます。

 

Webゆうパックプリントでの活用手順

1.取引ナビブラウザでCSVファイルを作成する

まずは前述のように「オークション更新」と「取引ナビ更新」を取引ナビブラウザで済ませておきます。それからゆうパックで発送予定のオークションをそれぞれ選択して自動取込ボタンをクリックします。まとめて取り込めないようなので1つずつ処理する必要があります。

 

ゆうパックで発送予定のオークションを全部選択した状態で、その上で右クリックしてから「CSVファイルに保存」をクリックします。これでCSVファイルが作成できます。

実は「CSVファイルに保存」のすぐ上に「発送伝票用CSVの作成」という項目があるのを見逃しておりました。これでWebゆうパックプリントの発送予定データを作成すれば、住所も分割されていてそのままアップロード出来るのですが、既定の値を予め入力したり後から編集し易くするのに、結局一工夫は必要になります。

 

2.エクセルで項目の並びを変更したCSVファイルを作成する

取引ナビブラウザで作成したCSVファイルの項目を、Webゆうパックプリントに適応するように並び替えます。そのためにエクセルでデータの並びを変換するファイルを作成しました。2つのシートを含み、片方はデータ貼り付け用シートで、取引ナビブラウザで作成したCSVファイルの内容をそのまま貼り付ける場所です。もう一つのシートではデータ貼り付け用のシートのセルを参照して、自動的に並び替えがされています。

作成したエクセルファイルを公開しておきます。WebゆうパックプリントにアップロードするCSVファイルは項目数が結構多いです。下のエクセルで作成されるのは私の条件に合った発送方法のCSVファイルで、着払い、集荷、こわれもの、逆さま厳禁の設定になりますので必要に応じて変更して下さい。また差出人の住所(AA列 AB列 AC列)、郵便番号(Z列)、氏名(W列)、電話番号(AE列)は空欄にしてありますので、自分の情報を入力しておいてください。

変換用エクセルファイル (2017-04-06修正)

まずは取引ナビブラウザで作成したCSVファイルをエクセルで開いて、項目名以外の実データの部分をコピーします。

 

変換用エクセルファイルを開いて、データ貼り付け用シートの A1セルに貼り付けます。

 

品名と住所を少し編集する必要があります。品名は文字制限の20文字までにします。20文字を超えていると文字が赤く表示されるようにしてあります。

住所は3つに区切るのですが、都道府県名+25文字以内+25文字以内で半角スペースで区切っておく方法にしました。これでCSV作成用シートのセルに住所が3つに分割されて入力されます。スペースが3つ以上あっても、3つ目の住所にそのまま入力されるので問題ありません。

住所の区切りを全てマクロでやるのはかなり複雑になります。こちらのサイトを参考にして3つに区切るとこまでは出来そうだったのですが、25文字以内で区切るのが面倒になり止めました。

 

以下のような感じに編集できたら、CSV作成用シートを表示させます。

 

下のように表示されています。背景がオレンジ色の列はごくたまに変更するかも知れない箇所です。滅多に変更しない列はグループ化で折りたたんで見えなくしています。列番号の上の+マークをクリックすれば、グループ化されている列が表示されます。背景が白い列は確認のため、ある程度見えるようにしておいた所です。

 

データが入力されていない下の行は削除しておきます。

 

今回は3件の発送データが保存の対象です。[名前を付けて保存→その他の形式] でCSV形式で保存します。

 

3.郵便局のサイトにアップロードしてプリントする

作成したCSVファイルを郵便局のサイトでアップロードします。Webゆうパックプリントのページで[サービスを利用する] をクリックします。表示されたページで [ゆうパックラベル] の [印字予定から作る] に進みます。一番下の方に [アップロード]ボタンがあるのでクリックします。作成したCSVファイルを指定してアップロードします。

データ一覧から発送データを一括して印字(ラベルのプリント)することができます。定形外普通郵便のラベルも、同じCSVファイルで項目の値を変えるだけで作成出来ます。

郵便局に持ち込む場合は、プリントしたA4用紙1枚をそのまま渡せばよいのですが、集荷に来てもらう場合は、挟みで切って専用のビニール袋に入れて箱に貼っておいた方が良い感じです。そのまま渡すと手でビリビリと汚く破かれてしまいます。

専用のビニール袋「ユ00431」は郵便窓口でもらえるのですが、ネット情報にもあったように一度に5枚までが上限のようです。まとめて欲しい場合は、ゆうパックの集荷の人に頼めば持ってきてくれるようです。

 

次はどこを効率化するか

今回まで、ヤフオク出品の効率化、クリックポストの入力の効率化、ゆうパックプリントの入力の効率化と記事にしてきました。さらなる効率化をしたいのですが、継続して出品しているノートパソコンの動作確認や分解撮影は今以上にやりようが無さそうなので、後は梱包作業だと思っています。現在思案しているところなので、いずれ方法が見つかったら記事にしようと思っています。

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