認知症で口が開かない 2016-08-04

認知症で口が開かない

カテゴリーにしました…

認知症で口が開かない問題は簡単に解決できることでは無さそうなので、カテゴリーにすることにしました。記事の内容は前の投稿 認知症で口が開かなくて入れ歯が取れない の続きになります。色々と試行錯誤していることを日記のように書いていく予定です。

ある意味フェイントも必要かも

入れ歯の付け外しの時は母にそのことを理解して貰おうと、毎回丁寧に説明をしてからしていました。でも同じパターンで2~3日もすると口を開かなくなります。もしかしてこれから何かをするのだという雰囲気が緊張を生んでいるのではと思って今日は不意に「ちょっと口を開けて」と当たり前な感じで言ってみたら、何の迷いも無く簡単に口を開けてくれました。

今までの感じからして口を開けなくなる原因は「緊張」と「眠気」が大きいと思っています。当初思っていた「言葉の意味が判ら無くて口を開けない」というのは、今では原因としては微妙に感じてます。眠気があるか目が覚めているかは見れば判断できるので、出来るだけ目が覚めているタイミングでするようにします。

緊張がある時は口の周りに力が入っていることが多く、目の表情からも判ります。また心を閉ざしているような雰囲気になることもあり、この場合はすぐに止めて時間を置くべきです。この時に介護者が意地になるのは良くないことで、私は一定時間で止めるように自分によく言い聞かせるようにしています。

でもなるべく早く入れ歯をはめたい状況もあります。食事前やデイサービスに行く前などです。拒絶の感じが強い時はそんな時でも一旦諦めるべきかも知れません。やわらかい食事を常時用意しておいたり、デイサービスの施設に連絡して対応してもらったり、、介護者は要介護者に対して譲歩譲歩の連続です。

今日は上手くいって5秒で入れ歯が外せましたが、明日も同じ方法で出来る可能性は低いと思います。毎回毎回要介護者の様子を見て、その時その時で判断するしか無いのかも知れません。

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