認知症で口が開かなくて入れ歯が取れない

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対処方法はケースバイケース…

私rhodiolaの母は自力で入れ歯の付け外しが出来ません。それどころか自分が入れ歯をしていることを覚えていることが出来ません。それで私が手伝うのですが口を開けてもらえず非常に苦労することがあります。

「口を大きく開けて下さい」と言ってもイーの状態以上に開けてもらえません。1日に延べ2時間も費やしてダメだった時もあります。無理な日は諦めた方が良いと言うのが普通の判断だと思うのですが、日をおけば口を開いて貰えるという訳では無く、口臭や誤嚥性肺炎のことを考えると何とか外したいと思うのです。

母の場合は機能的に口が開かない訳ではなく、考えがあって抵抗している訳でもありません。ただ純粋に判らないのです。口を開けるという言葉と実際に口を開ける行為が結びついていない様子で、きょとんとした表情で不思議そうにこちらを見ています。

マッサージ

始めに試したのは、姉から教えて貰った顎関節のマッサージです。口を開ける機能に特に問題は無いのですが、顎関節がほぐれて口が開きやすくなるのか効果がありました。両手の指で左右の顎関節を短時間マッサージするだけで簡単に口が開きました。だがしかしです。2週間もすると全く効果が無くなりました。何故効果が無くなったのかは謎です。

次に試したのは、鏡を見せながらひたすら口を開ける動きを認識させる方法です。鏡で母自身の口元を見せながら、すぐ横で私が口を開けて見せました。自分の口が開いていないということを判ってもらい、私と同じことを真似してもらうのが狙いです。かなり時間を掛ければ何とか口を開けて貰える時もあるのですが、労力が掛かる割りには成功率が低かったです。

大きな声

訪問歯科の歯科衛生士さんの方法を真似てみました。強く大きな声ではっきりと指示を伝える方法です。訪問歯科のスタッフさんもかなり苦労している感じですが、この方法で何とか出来ています。結果は私がやっては駄目みたいです。普段と違う私の発声にビックリしたようで、貝のように固く口を閉じてしまいました。

お菓子

甘いお菓子を口元に持っていって、素早く入れ歯を・・・駄目でした。

始めに外す入れ歯の場所を変える

これは外す時限定なのですが、始めに外す入れ歯の場所を変えてみました。今まではほんの少し口が開いた時に前の方から外してました。これを奥から先に外したところ、母が自発的に口を開けようとする頻度が明らかに増えました。奥歯がカタカタしていると、外れたという感覚がしっかり伝わるのかも知れません。母の場合は入れ歯の構造的にもこの方法が有効なようです。ただし固く歯を噛みしめていると、この方法も使えません。

本人に手伝って貰う

これは盲点でした。入れ歯を自分で付け外し出来なくなっても、そのための全ての動作が出来なくなった訳ではありません。入れ歯を嵌める時は本人に入れ歯を持ってもらい、口にくわえるところまでやってもらいます。なかなか持ってもらえず、持っても口にくわえて貰えなかったりするのですが、以前の方法よりも断然成功率が高いです。

持たせる時の入れ歯の方向に注意して、口にくわえたら「あとはやってあげるよ」と優しく話しかけながら口の中で入れ歯を方向転換させます。外す時は奥歯を先に外して口の中でカタカタいう状態にしておいて、そこから先は自分で取り出してもらいます。デイサービスなどで朝入れ歯を入れなければならない時は、眠気のせいでこれでも上手くいかない時があります。

入れ歯を食べ物と思わせてくわえさせる

自分でどうしても入れ歯をくわえてくれない場合に、食べ物と思わせてくわえさせることで上手くいきました。母はいきなり強くくわえないで噛むことも無いので、この方法が有効です。強く噛む場合は口を切ったり入れ歯が壊れる場合があるので駄目です。口にくわえさせてから、入れ歯を持たせてもらって方向転換してはめます。

注意) 飲み込まれないように細心の注意が必要です。私の母のようにとてもゆっくり食べる人には有効かも知れません。テンポ良く食べれる人は止めた方が良いと思います。

外せるように指をかけた状態で話をさせる

外す場合の方法です。入れ歯の形にもよるのですが、表から入れ歯と歯茎の隙間に指先(爪)を掛けておいて、そのままの状態で話をさせる方法も成功する場合があります。発声する音によって口が開きますので、そのタイミングで入れ歯のなるべく奥の方を外します。(ゆっくり喋ってもらう必要があります。)それで入れ歯がカタカタになりますので自分で外してもらいます。

話しかける言葉の表現を変える

これはもっともな事なのですが、以前は意地になって同じ言葉を連呼していることがありました。通じない言葉を連呼しないで、別の表現をするのが有効なことがあります。私の母の場合は「口を大きく開けて下さい」と言っても言葉が通じないことが多いです。その代り「パクッとくわえてごらん」と言いながら横向きに入れ歯をくわえさせると上手くいくことが多いです。入れ歯をくわえさせた状態で、方向転換してはめます。口にくわえさせた入れ歯がはまって無いと、違和感があるせいか多少口を開けるようになります。

Kポイント刺激法

(現在、Kポイントを模索中です。奥歯のさらに奥とのことですがまだ上手くいっていません。傷みを感じさせると色々問題が出るので強くは押していません。)

現時点での対応方法

前項の「本人に手伝って貰う」がメインになっています。そして外す時は入れ歯の奥から先に外すようにしています。始めに本人を緊張させないことも大切です。緊張させるとそれだけで歯を固く噛みしめてしまいます。始めはなるべく口や歯に触れず、ある程度開いてから手を触れた方が良いかも知れません。

駄目な日は諦めるということも大切に思えます。1回10分まで日に3回までと、取り敢えず自分に制限をかけています。中途半端な完璧主義者である私には、こういう取り決めが大切になります。

2016-07-16 追記

「入れ歯を食べ物と思わせてくわえさせる」と「外せるように指をかけた状態で話をさせる」がかなり有効です。この方法も使いながら今のところ何とか上手くいってます。入れ歯を付ける場合は何とかくわえさせる、外す場合は口を半開きにさせて口の中で緩める、ここまでもっていければ何とかなるようです。

2016-07-18 追記

今日は外すのに手こずりました。何とか10分程度で外せたので一応自分ルール内なのですが、10分もかかると少し焦った感じになってしまいます。入れ歯が口の中で外れかかった状態になれば何とかなっていたのですが、今日は途中まで外れている状態で噛みしめてしまってどうにもなりませんでした。策を弄しても慣れてしまうと効果が無くなる感じです。

2016-07-26 追記

昨夜は完全に失敗しました。ルールを破って30分以上かけて何とか外したのですが、しつこく指示したせいか心を閉ざしてしまいました。私と母の状態は基本的に良好なので、このようなことは極めて稀です。翌朝になって当然何も覚えていないので事なきを得ましたが、無理に粘って入れ歯を外すのは絶対に駄目だと思いました。

夜寝る前に10分かけて外せない場合は、翌朝に外して洗浄して少しだけポリデントしてからはめます。もしその時も外せない場合は時間を置いてまた再チャレンジします。このルールを改めて守ることにしました。外す時にこっちが焦ってしまうのは絶対駄目です。焦りや不安が伝わってしまうと、歯が貝のような固く閉じてしまいます。必ず外そうと思っていどむと失敗している気がします。

2016-07-27 追記

昨夜は10秒であっさりと外せました。一昨日の苦労は何だったのでしょう。とても素直に口を開けてくれました。そして今夜は10分ほどで何とか外せましたが、食いしばっていることが多くスムーズではありませんでした。ネットで調べていると、唇の周りのこわばりを取ることで準備させるという記事がありました。確かに母は唇の周りにギュッと力を入れている場合が多いです。明日からはこの点に注意してみようと思います。

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